アルミニウム合金は、最終製品のいろいろな要求や用途に必要な性質によって、2種に大別します。

板、箔、管、棒、線、リベット材及び形材に使われる展伸加工性に優れた合金で鍛造品もこれに含まれます。

砂型、シェル型、金型、ダイカストなどの各種の鋳物に使われる鋳造性に優れた合金です。

圧延など主に冷間加工と添加元素の効果によって強度を高めることができる合金です。

溶体化(焼入れ)や時効(焼もどし:添加元素による微細な金属間化合物の析出によって材料の強さ、硬さなどが加熱とその時間の経過で向上する)などの熱処理で、より高い強度が得られる合金をいいます。
ただし、熱処理合金も熱処理のあとで、強度を高めるために冷間加工を加えることがあり、非熱処理合金でも加工ひずみを除去する焼鈍や安定化処理と呼ぶような広義の熱処理を行ったりします。
アルマイトとは、このようなアルミニウムに施す処理です。